コーキングの役割とは?外壁塗装で打ち替えする必要性についても解説
2024/12/01
こんにちは!胎内市の外壁塗装業者「伊藤塗装」です。
本日はコーキングの役割や外壁塗装の際に打ち替える必要性についてお話させて頂きます。外壁塗装をはじめて業者に依頼する方は特に、「コーキング」についてあまり詳しくない方もいらっしゃるかと思います。窓枠の他、外壁材としてサイディングやALCを使用している住宅は外壁材のつなぎ目としてもコーキングを使用しています。コーキングは塗膜同様経年劣化するため定期的に打ち替える必要があり、多くの場合は外壁塗装をする際に一緒に打ち替えます。ここではそんなコーキングの外壁における役割や経年劣化してきた時の症状等について解説いたしますので、住宅のコーキングの打ち替え時期に迷っている方は参考にして頂ければと思います。
目次
外壁のコーキングの役割とは?
・外壁材の隙間から雨水等が入り込むのを防ぐ
外壁においては窓枠などの開口部まわりや外壁材の目地としてコーキングは使用されており、コーキングで外壁の隙間を埋める事で雨水やごみなどが外壁内に入り込んでしまう事を防ぎます。外壁の間に隙間があると雨水などが入り込んでしまい外壁内部のダメージに繋がるため、コーキングの存在は重要です。
・外壁材と外壁材の緩衝材となる
外壁におけるコーキングのもう一つの大切な役割として、外壁材と外壁材の緩衝材となる点があげられます。コーキングで目地を埋める必要のあるサイデイングやALCは湿気や気温によって膨張や縮小します。そんな時にゴム状のコーキング材がその膨張や縮小に合わせて伸び縮みし、隙間を埋め外壁材同士が干渉してしまうのを防止します。また地震によって住宅が揺れた際にもコーキングは緩衝材の役割を果たし、外壁材を守ります。
・外壁のヒビを補修する
外壁はその素材等にもよりますが経年劣化や地震などでひびが発生することがあります。ひびの程度にもよりますが放置していると外壁内部に雨水が入り込んでしまったりするなどして外壁内部の腐食や水漏れの原因となってしまう可能性があるため、そのひびを埋めて補修するためにコーキングを使用します。
外壁塗装でコーキングを打ち替える必要性
コーキングの耐用年数はコーキングの種類や環境にもよりますが約5年~10年です。外壁塗装においても使用した塗料にもよりますが大体10年~15年経過したあたりでメンテナンスを行い場合によって塗り替えを検討した方が良く、外壁塗装とコーキングの打ち替え時期が重なる場合があることから外壁塗装と同時にコーキングも新しく打ち替える場合が多いです。
コーキングの劣化症状とは
前述した通りコーキングは紫外線や雨風を受けて劣化するため、定期的に打ち替える必要があります。コーキングは劣化してくるとその弾力性を失い以下のような劣化症状が発生します。
・ひび割れ
コーキングが劣化して弾性を失ってくると地震による揺れや外壁材の膨張と縮小に耐えられずにひび割れを起こす場合があります。
・裂け
上記のひび割れが進行すると真ん中から裂けてしまう場合があります。コーキングが裂けてしまうとそこから雨風が入り込み外壁内部の腐食や雨漏りの原因となり住宅の寿命が減ってしまいます。
・剥がれ
コーキングが固く痩せてきてしまう事で外壁材から剥がれてしまい、コーキングと外壁材の間に隙間が出来てしまう事があります。外壁材とコーキングの間に隙間ができてしまっているため防水性が失われている状態です。
・黒く変色
コーキングには可塑剤という柔らかくして加工しやすくするためのものが入っており、コーキング材と塗料の相性が悪い場合や経年劣化によってこの可塑剤がコーキング表面に出てきてしまい黒く汚れてしまう場合があります。この現象はブリード現象と呼ばれており、可塑剤が少なくなる事でコーキングが固く痩せてしまいます。
まとめ
外壁におけるコーキングの役割や必要性等についてお話させて頂きました。コーキングは外壁塗装の塗膜同様経年劣化を起こす消耗品ですので、定期的に打ち替えを行う必要があります。コーキングは安心して長く住める住宅のためにとても大切な役割を持っていますので、打ち替えの際にはDIYでは行わず外壁塗装を行うプロに依頼するようにしましょう。
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伊藤塗装
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