吹き付け塗装とは？外壁塗装業者がメリットやデメリットについて解説

こんにちは！胎内市の外壁塗装業者「伊藤塗装」です。

外壁塗装を行う方法には主に「ローラー塗り」「ハケ塗り」「吹き付け塗装」の3種類があります。それぞれメリットやデメリットがあるのですが、今回はこの中から吹き付け塗装についてお話させて頂きます。「吹き付け塗装ってどんな塗装方法？」「ローラー塗りと吹き付け塗装ではどっちが良いの？」等、吹き付け塗装について疑問をお持ちの方は参考にしていただければと思います。

吹き付け塗装とは、その名前の通り塗料を吹き付けて行う塗装の事です。吹き付けには吹き付け専用の機械（エアレススプレーガンなど）を使用し、霧状の塗料を吹き付けます。吹き付ける塗料の種類によっても使用する機械が異なります。また吹き付け塗装は塗装部分に色をつける他にも凸凹とした意匠性をもたせた外壁にするためにも使用されます。

・作業スピードを重視する場合

吹き付け塗装はローラー塗装などに比べると圧倒的に作業スピードが速いです。外壁塗装では現在ローラー塗りが主流ですが、それでも大規模な塗り替えの場合にはローラー塗装ではなく吹き付け塗装を選択する場合もあります。

・独特の凸凹をつけたい場合

リシン仕上げやスタッコ仕上げ、吹き付けタイル仕上げ等で凸凹とした意匠性のある外壁にしたい場合には吹き付け塗装でしか表現できないため、吹き付け塗装を行います。

・作業スピードが早い

吹き付け塗装の最大のメリットとして、作業スピードの早さがあげられます。吹き付け塗装では広範囲を一度に塗装する事が可能なため、ローラー塗り等に比べて早く塗装が可能です。また早く塗装が可能なため施工期間の短縮や人件費の削減にも繋がり、塗装費用を抑える事も出来る場合があります。

・意匠性のある外壁にできる

吹き付け塗装ではリシンや玉拭きなどの独特な凸凹とした模様を付ける事ができます。リシン仕上げやスタッコ仕上げ、吹き付けタイルなどは吹き付け塗装でしか再現できない外壁です。

・ムラなく仕上がる

吹き付け塗装を行う職人の腕にもよりますが、吹き付け塗装では塗料を均一に塗るため仕上がりもムラなく綺麗に仕上がります。

・塗料が飛散しやすい

吹き付け塗装では塗料を飛ばして塗装をするため塗料が飛散しやすく、塗料の無駄が多くなってしまいます。また想定以上に塗料が飛散してしまいトラブルになってしまう可能性もあります。

・騒音が出る

吹き付け塗装を行う際には使用する機械の駆動音や機械から塗料が噴き出す音が発生します。

・天候によっては施工できない

吹き付け塗装では塗料を飛ばして塗装するため、塗料が風に飛ばされやすいです。そのため風の強い日には作業しづらく、他にも建物同士の距離が近い場合にも注意が必要になります。

・養生の手間がかかる

上記でお話した通り吹き付け塗装は塗料が飛びやすいため、ローラー塗りに比べても広い範囲に養生を行う必要がありその分手間がかかってしまいます。

吹き付けによる外壁塗装についてお話させて頂きました。現在外壁塗装を行う際はローラーを用いたローラー塗りが一般的ですが、場合によっては吹き付けを選択して塗装を行う事もあります。吹き付け塗装は塗料が飛散しやすく養生の手間もかかる塗装方法であるものの吹き付け塗装でしか表現できない外壁もあるため、外壁にこだわりのある方は吹き付け塗装を選択することも検討してみてはいかがでしょうか？

胎内市の外壁塗装業者「伊藤塗装」では吹き付けによる塗装のご依頼もお受けしております。外壁のリシン仕上げやスタッコ仕上げ、吹き付けタイル仕上げを希望されている方や既にそうした仕上げをされている外壁の補修まで、お気軽にご相談ください。