外壁塗装で使われる無機塗料について解説!その特徴やメリットデメリットとは?
2024/12/04
こんにちは!胎内市の外壁塗装業者「伊藤塗装」です。
外壁塗装に使用される塗料には様々な種類がある事は皆様ご存じかと思います。例えば「ウレタン塗料」や「シリコン塗料」、「フッ素塗料」など。それぞれにそれぞれの特徴やメリット・デメリットがあるのですが本日はその中から「無機塗料」についてお話させて頂きますので、「無機塗料、聞いたことあるけどどんな塗料なのか知らない」「外壁塗装をする際にどんな塗料を使用すれば良いのか迷う」といった方は良ければ参考にしていただければと思います。
目次
無機塗料とは?その特徴について
無機塗料とは無機物(ケイ素やセラミックなど)を主成分としている塗料であり、外壁塗装に使用される塗料の中でも高耐候で耐用年数が長い事が特徴です。無機塗料が主成分としている無機物が具体的に何かというと炭素を含まない物質の事で、鉄やガラスなどが無機物に含まれます。この無機物は紫外線を受けても劣化しづらいため、その性質を取り入れた無機塗料は紫外線による劣化を起こしづらく高い耐候性を持っています。商品等にもよりますがその耐用年数は20年~25年と言われています。
無機塗料のメリット
・超耐候性で長持ち
無機塗料は紫外線や雨を受けても劣化しづらく非常に耐候性が高いです。そのため過酷な環境に置かれる外壁でも劣化症状が出るまで時間がかかり、長い間綺麗な状態を保つ事ができます。後述しますが無機塗料は他の塗料に比べてもかかる費用が高い一方で耐用年数も他の塗料に比べて長いため、長期的に見るとコストを抑えられる可能性があります。
・カビや苔が発生しづらい
無機物にはカビや苔が栄養とする有機物があまり含まれていません(完全に無機物のみで作ると塗料として塗る事が出来ないため、多少有機物が含まれています)そのため無機塗料で塗装する事でカビや苔が発生しづらい外壁にする事ができます。
・汚れにくい
無機塗料はホコリが付きにくい特徴がある他にも親水性に優れているため、もし外壁が汚れても雨水で洗い流してくれるセルフクリーニング機能を持っています。親水性とは水にどれだけ馴染みやすいかという性質で、親水性が高いと雨水が汚れとの間に入り込み洗い流してくれる効果が期待できます。
・燃えにくい
無機塗料は炭素を含まない無機物を主成分としているため、燃えにくいという性質も持っています。そのためもし近隣住宅で火災が起きた際にも炎から住宅を守ってくれる可能性があります。(ただし有機物が全く含まれていない訳では無いため、燃えない訳ではありません)
無機塗料のデメリット
・費用が高い
無機塗料は他の塗料に比べると施工の時に必要となる費用が高いです。ただその分耐用年数が長いため、次の外壁塗装までの期間を長くすることができます。そのため長期的に見れば住宅にかかるメンテナンスコストを抑える事ができる可能性があります。
・柔軟性がなくひび割れやすい
無機物には柔軟性がありません。そのため無機塗料の塗膜は他の塗料に比べると柔軟性に欠けており硬いです。もし外壁材にひびが入った際にもそのひびに追従できず一緒に割れてしまう可能性がある点もデメリットです。もし割れやすい外壁材を使用している場合には使用する塗料について業者によく相談してみましょう。
まとめ
外壁塗装に使用される無機塗料の特徴やメリットデメリットについてお話させて頂きました。無機塗料は外壁塗装に使用される塗料の中でも非常に耐候性が高く、耐用年数が長い事が特徴です。他の塗料と比べると施工費用は高くなってしまうものの長期間綺麗な状態を保つ事ができるため、「住宅のメンテナンスをできるだけ行いたくない」という場合には無機塗料を使用して外壁塗装をすることを検討してみてはいかがでしょうか?
胎内市で無機塗料の外壁塗装をお考えなら「伊藤塗装」まで
胎内市の外壁塗装業者「伊藤塗装」では無機塗料を用いた外壁塗装のご依頼も承っております!もし無機塗料以外にも気になる塗料があったり使用する塗料に迷っている場合にはお気軽にご相談ください。お客様がお持ちのお悩みや外壁の状態に合わせた最適な塗料のご提案も致します!
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