長持ちする外壁塗装とは?塗料や色選びなどについて解説
2024/12/11
こんにちは!胎内市の外壁塗装業者「伊藤塗装」です。
前回の外壁塗装や新築から10年以上経ってそろそろ外壁塗装をしようかなとお考えの方もいらっしゃるかと思います。外壁塗装は決して安い金額では行えないため、人によってはできるだけ長持ちして欲しいと考える方も多く、弊社も「できるだけ長持ちするように」とご要望を頂く事があります。外壁塗装が長持ちすることはメンテナンスの手間も少なくなる他にも次の塗り替えまでの期間も長くなるため、総合してメンテナンスコストが減る可能性もあります。外壁塗装が長持ちして欲しい場合には塗料選びが大切です。ここでは長持ちする塗料のご紹介や色選びについて解説させて頂きますので参考にして頂ければと思います。
目次
長持ちする外壁塗装のためには塗料選びが大切
できるだけ長持ちする外壁塗装にするためには外壁塗装に使用する塗料選びが大切です。外壁塗装に使用する塗料には様々な種類がありますが、主に塗料に含まれている樹脂の種類によって耐用年数が異なります。以下で長持ちする塗料の例をご紹介いたします。
長持ちする塗料の例
・ラジカルシリコン塗料:耐用年数13年~16年
ラジカル塗料とは「ラジカル制御型塗料」とも呼ばれ、塗料に含まれる酸化チタン(白色顔料)が紫外線に当たる事で発生するラジカルを制御する塗料です。ラジカルとは塗膜の樹脂等を傷つけて劣化させる原因となるエネルギーで、ラジカル塗料ではこのラジカルが発生しにくくまた発生した後にも塗膜を傷つけないように制御する機能があります。ラジカル塗料の耐用年数は使用されている樹脂の種類にもよりますが、ラジカルシリコン塗料の場合には13年~16年と通常のシリコン塗料よりも長持ちです。
・フッ素塗料:耐用年数15年~20年
フッ素塗料とはフッ素樹脂を主成分としている塗料です。塗料に含まれる炭素とフッ素は非常に強い結合力を持っており、それによって紫外線から樹脂の劣化を防ぎます。耐久性も高く艶も長持ちするため頻繁なメンテナンスが難しい大型の建物などにも使用されています。
・無機塗料:耐用年数20年~25年
無機塗料は無機物を主成分としている塗料です。無機物とは炭素を含まない物質(石やガラスなど)で、無機塗料は紫外線や雨で劣化しにくい無機物の特性を受け継いでいるとても長持ちする塗料です。また有機物の含有率が少ないためそれらを栄養とするカビや苔等の発生もしにくく綺麗な状態を保ちやすいです。
長持ちする色はある?
外壁塗装を行う上で「色あせしにくい」色というのはありますのでご紹介いたします。
・白や淡い色
白やベージュなどの淡い色は太陽光を反射し吸収しにくい性質を持っているため紫外線の影響を受けづらいと言われています。また白系の色は元々薄いために色あせが目立ちにくい点もメリットです。ただ白系の色は汚れが目立ちやすく、雨だれや大気汚染による汚れが気になってしまう可能性があります。
・黒
黒は太陽光を受けても分解されにくく変色しにくいと言われています。また黒系の汚れが目立ちづらいのもメリット。ただしチョーキング現象が起きた際には外壁表面が白っぽくなり目立ちます。
・グレー系
グレー系の色は白と黒の中間色のため、比較的汚れが目立ちづらく色あせもしにくい(目立ちづらい)です。特に淡いグレー系は多少色あせしても目立ちづらく綺麗な状態が長持ちします。
まとめ
外壁塗装に使用する塗料のうち、長持ちする塗料の種類や色についてご紹介させて頂きました。長持ちする塗料は物によっては施工費用が高くなってしまいますがその分長期間安心できる外壁にすることができますので、長期的に見て経済的な場合があります。もし使用する塗料に迷った場合には業者に相談してみるのも一つの手です。胎内市の外壁塗装業者「伊藤塗装」ではお客様のお悩みに合わせた塗料のご提案も行っておりますのでお気軽にご相談ください。
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伊藤塗装
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