ガルバリウム鋼板を塗装する際にはプライマーが必要!塗装の際のポイントについても解説
2025/01/26
こんにちは!胎内市の外壁塗装業者「伊藤塗装」です。
この記事をご覧になっている方の中にはガルバリウム鋼板を屋根や外壁の素材として使用している方もいらっしゃるかと思います。ガルバリウム鋼板は鋼板をガルバリウム(亜鉛とアルミ、シリコンを組み合わせた合金)でメッキした建材で、金属製でありながら錆びにくく耐久性が高い事から普及が進んでいる素材です。そんなガルバリウム鋼板を塗装する際に下塗り塗料としてプライマーを使用します。ここではそのプライマーの必要性やガルバリウム鋼板の塗装を検討したい劣化症状等についてお話させて頂きます。
目次
ガルバリウム鋼板塗装にプライマーが必要な理由
・塗料の密着性を上げるため
ガルバリウム鋼板の塗装を行う際にプライマーが必要な大きな理由として「塗装面と塗料の密着性を上げるため」というものがあります。塗装面に下塗り塗料としてプライマーを塗布することでプライマーが塗装面と中塗り上塗り塗料との間で接着剤の役割を担ってくれるため、塗膜の密着性を上げて耐久性を高める事ができます。
・綺麗に仕上げるため
ガルバリウム鋼板の塗装を行う際に塗布するプライマーは上塗り塗料の色等にもよりますが基本は白です。古い塗膜の上に直接中塗りや上塗りを行うと古い塗膜の色が透けてしまい綺麗な発色にならない場合がありますが、中塗り上塗りを行う前にプライマーで塗装面を白くしておくことでその後に行う上塗りの発色を良くする事ができます。
そもそもガルバリウム鋼板は塗装が必要?
・塗膜が劣化する
ガルバリウム鋼板は耐候性を上げるために塗装がされていますが、その塗膜は時間が経つにつれて劣化していきます。劣化が進むと色あせを起こしたり塗膜が剥がれてしまう場合もありますので、塗膜の耐久性を取り戻しガルバリウム鋼板の寿命を最大限伸ばすためにも定期的な塗装が必要です。
・防錆効果を持続させるために必要
ガルバリウム鋼板は錆が起こりづらい素材ですが、それでも劣化が進むと場合によっては錆を起こす可能性があります。例えばガルバリウム鋼板を保護している塗膜が劣化することで防水性が落ち、めっき層の劣化に繋がって錆が発生する可能性があります。こうした錆の発生を抑制するためにも定期的にメンテナンスを行いましょう。
・美観を維持するために必要
ガルバリウム鋼板の塗装が劣化してくると色あせや錆が発生する場合があり、放置していると美観を損ねる事になります。そのため美観を維持するためには塗装を行う事をおすすめします。
ガルバリウム鋼板を塗装する際のポイント
・必ず目荒らしを行う
ガルバリウム鋼板は鋼板にメッキがされている素材であり、表面が非常にツルツルとした素材です。ツルツルしているため比較的汚れにくく耐久性も高いですが、一方で上から塗装をする際にそのままでは塗膜の密着性が悪くすぐに剥がれてしまう事になります。そのためガルバリウム鋼板を塗装する際には目荒らしという作業を行う必要があります。ツルツルで塗料の密着性が悪い表面をわざと凸凹にし、塗料を掴みやすくして密着性を上げます。
・ガルバリウム鋼板に使用できるプライマーを使用する
ガルバリウム鋼板を目荒らしした後にはガルバリウム鋼板に使用できるプライマーを使用して下塗りを行います。目荒らしをした後プライマーでしっかり下塗りを行う事で塗膜の密着性を上げて耐久性のある塗膜を形成します。
まとめ
ガルバリウム鋼板を塗装する際のプライマーの必要性やその役割、またガルバリウム鋼板の塗装の必要性についてお話させて頂きました。ガルバリウム鋼板は錆びにくく耐久性も高い素材ですが、塗装をおこなわずにいると色あせや錆といった劣化症状を発生させる事がありますので、定期的に塗装を行う必要があります。塗装の際には目荒らしや専用のプライマーを使用し、塗膜の密着性や耐久性が上がるようにして行います。
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