タイルは外壁塗装が必要?そのポイントについても解説
2025/02/06
こんにちは!胎内市の外壁塗装業者「伊藤塗装」です。
住宅の外壁材としてタイルを使用している方の中には「タイルってメンテナンスコストがかからないイメージがあるけど、外壁塗装は必要?」と外壁塗装について迷われている方もいらっしゃるかと思います。そこでここでは外壁材として使用されているタイルの外壁塗装の必要性やタイルを塗装する際に知っておきたいポイント等についてお話させて頂きますので、外壁タイルの外壁塗装について悩まれている方は参考にして頂ければと思います。
基本的に外壁のタイルには外壁塗装は不要
外壁のタイルは基本的に外壁塗装は不要です。タイル土や石等を高温で焼いて成形した無機物ですので、紫外線や雨風を受けても非常に劣化しづらい高い耐久性を持った外壁材です。また耐傷性にも大変優れておりほこりや砂などではほとんど傷がつきません。更に水を吸って劣化するリスクが無く凍害を起こすリスクもありません。このようにタイルはそのままで十分耐久性が高い素材のため、外壁塗装によって表面を保護をする必要性は無いのです。
タイルに外壁塗装が必要となるタイミングはある?
タイルはどのような場合にも外壁塗装は不要です。ただ、以下のような症状が気になってきた場合には一度メンテナンスを行う事をおすすめします。
・目地に劣化症状が出てきたら
タイル自体は大変耐久性の高い素材ですが、タイルの間に使用される「目地」はモルタルやコーキングを使用しているため雨風や紫外線を受けて劣化します。もし目地の部分に割れなどが発生している場合にはその隙間から雨水が入り込み外壁内部の劣化の原因となる可能性があるため、メンテナンスを行い目地の補修を行う必要があります。
・コーキング材に劣化症状が出てきたら
タイル外壁には目地や窓の部分などにコーキングを使用しています。このコーキングも紫外線や雨を受けて日々劣化していき、柔軟性を失ってひび割れや裂けなどを起こす可能性があります。コーキング材のひび割れや裂けで発生した外壁の隙間は雨漏りの原因となってしまう場合があるため、メンテナンスが必要です。
・タイルの割れや浮き、剥がれ
タイルは耐久性が高いですが柔軟性は無いため、場合によっては割れや浮き、剥がれが発生する可能性があります。そうした症状がある外壁はタイルによる保護が無く下地が出ている状態のため、メンテナンスを行いタイルの補修を行うようにしましょう。
また、「タイル」ではなく「タイル調」の窯業系サイディングの場合には当然外壁塗装による定期的なメンテナンスが必要となります。
タイルを外壁塗装するメリットはある?
・目地の保護になる
タイル自体は外壁塗装を行う必要がありませんが、目地を保護するという目的であれば外壁塗装を行うメリットがあります。塗装を行う事で塗膜でタイル目地の防水性を上げ、保護する事ができます。
・剥がれを防止する
塗装を行う事でタイルを塗膜で覆い、タイルの細かな剥がれや割れを防止する効果を期待する事ができます。
外壁塗装を行う事で艶のある外壁となるため、美観性の向上につなげる事ができます。
タイルを外壁塗装する際に知っておきたいポイント
・塗膜が密着しづらい
タイルは表面がツルツルとしているためそのままでは塗膜が密着しづらく塗装を行ってもすぐに剥がれてしまいます。そのためもしタイルの塗装を行う場合には専用の塗料を使用したり、塗膜の密着性を上げるための工夫が必要です。
・外壁塗装を行うと元には戻せない
一度外壁塗装を行ったタイルは元の状態に戻す事はできませんので、慎重に検討する必要があります。
・定期的な外壁塗装が必要となるようになる
外壁タイルに外壁塗装を行うと、その後は通常の外壁塗装と同様に塗膜の劣化に伴って定期的に塗装を行う必要があります。そのためのメンテナンスの手間や費用がプラスでかかるようになる点には注意が必要です。
まとめ
外壁材として使用されているタイルは非常に耐久性が高いため、基本的に外壁塗装を行う必要はありません。ただし目地やコーキング材に劣化症状が見られる場合には早めにメンテナンスを行う事をおすすめします。タイルの外壁を維持するためには劣化のサインを見逃さない事が大切です。適切なメンテナンスを行うように意識して過ごす事をおすすめします。
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