外壁塗装で黒を選択する際に知っておきたい後悔しないためのポイントとは？

こんにちは！胎内市の外壁塗装業者「伊藤塗装」です。

外壁塗装を行う際、その色に悩まれる方は多くいらっしゃるかと思います。その中でも一定の人気があるのが「黒」。外壁塗装で黒を選ぶとスタイリッシュで高級感のある仕上がりになるため、そうした仕上がりを求めている方には人気があります。しかし黒には特有のデメリットや注意点があるため、慎重に検討して採用しないと後悔に繋がる場合も。

ここでは外壁塗装で黒を選ぶ際に後悔しないためのポイントについてご紹介いたしますので、「外壁を黒色にしようかな？」とお考えの方は参考にして頂ければと思います。

・別の色をアクセントカラーにする

外壁塗装で黒を選ぶ際には、すべての面を真っ黒にするのではなく別の色をアクセントカラーとして取り入れる事を検討しましょう。例えば破風板や鼻隠し、雨樋といった付帯部に白やグレーを使用するなどするのも一つの手です。アクセントカラーには木を連想させるブラウンなどもおすすめで、外壁を黒一色にするよりも立体感が生まれておしゃれな外観に仕上げる事ができます。

・ツートンカラーにし、黒の面積を減らす

外壁全体を黒にするのではなくツートンカラーにして黒の面積を減らす事で、圧迫感を軽減して重たくなりすぎないデザインに仕上げる事ができます。例えば1階部分を黒にして２階部分をグレーやベージュにするなど、上下で色分けすることで黒の部分が引き締まって見えるため黒のデメリットを少なくしつつもスタイリッシュな印象を持たせる事ができます。

・大きいサンプルで色を確認する

色には面積効果というものがあり、同じ色でも面積の大きさに応じて明るさや暗さ、鮮やかさの感じ方が異なります。黒も例外ではなく、小さいカラーサンプルで見た時よりも実際に外壁に塗った時の方がより重く暗く見える効果があります。そのため「思ったよりも重たくて暗い仕上がりになってしまった」と後悔しないよう、できるだけ大きなサンプルで色を確認するしておくことをおすすめします。

・サッシやドア等の色と合うかどうかも確認する

外壁塗装を行う際、サッシやドアを一緒に交換する方は少ないかと思います。そのためもしサッシの色やドアの色が外壁の黒と合わない場合、後悔に繋がる仕上がりになってしまう可能性があります。外壁に黒を採用する際にはそうした塗装ができない、塗装を行わない箇所の色との相性も考えて選択するようにしましょう。

・真っ黒ではなく、ダークカラーから選択するのも

黒は圧迫感があるけど、それでも黒系の色が使いたい。という場合には真っ黒ではなくダークカラーから選択するのも一つの手です。「ダークグレー」や「ダークブラウン」「ダークグリーン」など、真っ黒ではない色味のある暗い色を選択する事で黒の圧迫感を和らげつつ引き締まった印象の外壁にすることができます。

・黒は汚れが目立ちやすい色

黒は汚れが目立ちにくいと考える方もいらっしゃるかも知れませんが、実は汚れが目立ちやすい色です。塗膜が劣化してきた時にツヤが無くなってきて色褪せた感じになる他、砂埃や鳥の糞などの汚れも目立ちやすいです。

・熱を吸収するため、室内が暑く感じられる場合も

黒は太陽光を吸収しやすいため、住宅の断熱性能によっては外壁の暑さが室内にも影響を及ぼす可能性があります。

・景観条例を確認しておく

地域によっては景観条例などで外壁の色が制限されている場合があります。もし外壁の色に規制がある場合には黒が許可されているかどうか確認が必要となる点には注意が必要です。

外壁塗装で黒を選ぶとスタイリッシュで高級感のある外壁に仕上がります。ただ黒は色あせや汚れが目立ちやすく熱を吸収しやすい色のため、場合によっては後悔に繋がってしまう可能性も。もし外壁塗装の色で黒を選ぶかどうか迷われている場合にはそうしたデメリットも理解した上でアクセントカラーも含めた色選びを行いましょう。