外壁塗装の際に知っておきたいフッ素塗料のデメリットとは?
2025/02/27
こんにちは!胎内市の外壁塗装業者「伊藤塗装」です。
外壁塗装を行う際に選択できる塗料には多くの種類があります。「それぞれどんな塗料か分からない」「デメリットは?」等々、塗料選びに困ってしまう方もいらっしゃるかと思います。ここでは「フッ素塗料」にっ注目し、その特徴やデメリット等についてお話させて頂きます。特徴やデメリット等を正しく理解して選択することで後悔なく満足度の高い外壁塗装に繋がりますので、参考にしていただければと思います。
目次
フッ素塗料とは一体どんな塗料?
フッ素塗料とは、蛍石を原料としたフッ素樹脂を主成分とした高耐久の塗料です。水性から油性、1液型や2液型などのタイプがあり、頻繁な塗り替えが難しい高層ビルやマンション等の外壁塗装に使用される事も多いです。現在では一般住宅にも使用される事があり、その耐久性の高さから屋根や外壁の塗装に使用することで長期間に渡って建物を保護し、美観を保つ事が可能です。フッ素塗料の耐用年数は15年~20年とされており、他の塗料に比べても長持ちします。そのため塗り替えの頻度を減らす事ができ、長期的に見て外壁のメンテナンスコストを削減する事にも繋がります。
フッ素塗料の特徴
・耐候性
フッ素塗料は紫外線や酸性雨、塩害にも強く劣化しにくい特徴があります。そのため長期間美観を保ちつつ、住宅を守る事が可能です。
・親水性
フッ素塗料は表面が親水性(水に馴染みやすい性質)を持っているため、雨が降るとその雨によって表面の汚れを洗い流す効果を持っています。これによって外壁や屋根に汚れが付きにくく美しい状態を長期間保つ事に繋がります。
・耐摩耗性
フッ素塗料の塗膜は耐摩耗性にも優れており、傷がつきにくくツヤが長持ちする点も特徴です。長期に渡って塗装した時の光沢が長持ちし、美観に優れた状態にする事ができます。
フッ素塗料のデメリット
・施工にかかる費用が高い
フッ素塗料はシリコン塗料やウレタン塗料等に比べると施工にかかる費用が高い傾向があり、初期費用がかかるというデメリットがあります。そのため外壁塗装にかけられる予算に余裕が無い場合にはフッ素塗料での塗装は難しい場合があるかも知れません。
・再塗装が難しい
フッ素塗料の塗膜は耐久性が高く親水性が高く汚れにくい(多少の汚れであれば雨を受けて流れる)性質がありますが、その性質がデメリットに働く場合もあります。その耐久性と親水性の高さから上から塗装した塗料を弾いてしまうため、密着性に不具合を起こす可能性があるためです。そのためフッ素塗料の塗膜の上から塗装をする場合には専用の下塗材等を使用する必要があります。
・塗膜が硬い
フッ素塗料の塗膜は塗膜が硬く弾性が少ないため、外壁材がひび割れを起こした場合等にはそのひび割れに追従できずに塗膜がひび割れを起こしてしまう可能性があります。そのため特にひび割れを起こしやすい外壁材であるモルタル外壁等には塗装が向かない場合があります。
フッ素塗料の使用をおすすめする場所
・屋根
屋根は紫外線や雨風を直接受けるため、外壁よりも過酷な環境にあります。外壁塗装よりも屋根塗装の方が劣化が早い傾向があるため、耐候性が高く劣化が起こりにくいフッ素塗料は屋根塗装におすすめです。
・外壁
外壁塗装の塗り替えをできるだけ頻繁に行いたくない方や長期間綺麗な状態が続いて欲しいといった方は外壁の塗装にフッ素塗料を使用するのもおすすめです。
まとめ
フッ素塗料は高い耐候性や耐摩耗性を持っており、長期間美しいツヤが続く塗料です。一方で再塗装が難しい点や費用が高い点などのデメリットもありますので、メリットとデメリットを比較し後悔のない外壁塗装に繋げましょう。
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