太陽光パネルがあっても屋根塗装は可能？知っておきたいポイントとは

こんにちは！胎内市の外壁塗装業者「伊藤塗装」です。

屋根塗装を考えられている方の中には住宅の屋根に太陽光パネルが設置されている方もいらっしゃるかと思います。そこで気になるのは「太陽光パネルが設置されていても屋根塗装はできるのか？」「どういった方法やリスクがあるのか？」といった事ではないでしょうか？そこでここでは太陽光パネルが設置されている屋根の屋根塗装について、その方法や気を付けたいポイント等についてお話させて頂きます。住宅の屋根に太陽光パネルが設置されている方は参考にしていただければと思います。

結論、太陽光パネルが屋根に設置されていても屋根塗装は可能です。方法としては「太陽光パネルをそのままにして屋根塗装をする」場合と「太陽光パネルを外して屋根塗装をする」場合、2通りあります。以下でもう少し詳しく説明させて頂きます。

≪太陽光パネルをそのままにして屋根塗装をするメリット≫

・太陽光パネルの着脱費用がかからない

太陽光パネルをそのままにして屋根塗装を行うメリットとして、太陽光パネルの着脱費用がかからないという点があげられます。太陽光パネルを取り外し再設置する作業にはその枚数によって追加費用が発生します（大体1枚あたり5000円～30000円が相場です）太陽光パネルをそのままにして屋根塗装を行う事で着脱費用を節約し、コストを抑えた施工が可能です。

≪太陽光パネルをそのままにして屋根塗装をするデメリット≫

・太陽光パネルを撤去した場合に屋根の色が違う場所ができる

太陽光パネルを外さずに屋根塗装を行う場合、太陽光パネルの下の部分は当然塗装されません。太陽光パネルの下は元の屋根材の色が残るため、太陽光パネルを撤去した際にはその跡が目立ってしまいます。

・太陽光パネル下の屋根材のメンテナンスができない

太陽光パネルをそのままにして塗装を行うと太陽光パネルの下の状態が分からず点検やメンテナンスができません。太陽光パネルが設置されている下の屋根材は太陽光を直接受けないため比較的劣化が緩やかになるとはいえ、絶対に問題が無いとは言い切れません。もし心配な場合には太陽光パネルを撤去し屋根塗装を行う事を検討しましょう。

≪太陽光パネルを外して屋根塗装をするメリット≫

・屋根全体をくまなく塗装する事ができる

太陽光パネルを外して屋根塗装を行う事で屋根全体を隅々までくまなく塗装する事が可能です。屋根全体をしっかりと綺麗に塗装したいという方は太陽光パネルを外して屋根塗装をする事をおすすめします。

・太陽光パネルの下まで同じ色で塗装できる

太陽光パネルをそのままにして屋根塗装をすると太陽光パネルの下は塗装をした他の屋根の場所と色が変わってしまいますが、太陽光パネルを外して塗装を行う事でムラ無く均一な仕上がりにする事ができます。

≪太陽光パネルを外して屋根塗装をするデメリット≫

・太陽光パネルの着脱費用がかかる

太陽光パネルを外して屋根塗装を行う場合、太陽光パネルの取り外し及び再取り付けに費用がかかります（一般的には約20万ほどです）。また、屋根塗装にかかる費用だけでなく作業日数にも影響が出てしまう場合もあります。

・太陽光パネルの保証が切れてしまう可能性がある

太陽光パネルには通常保障がついています。しかし太陽光パネルを外して屋根塗装を行うケースでは、もし塗装業者が太陽光パネルに乗るなどしてパネルを破損させた場合にはメーカーの保証が切れて受けられなくなってしまう可能性があります。

• 屋根塗装を原因として太陽光パネルの保証が切れてしまう可能性がある
• 太陽光パネルは人が乗るだけで故障する場合がある
• 太陽光パネルが汚れているからといって高圧洗浄で綺麗にしてもらう事は避ける
• 屋根材と太陽光パネルの耐用年数を踏まえてメンテナンスしていく必要がある

太陽光パネルを設置している屋根の塗装は可能です。太陽光パネルをそのままにして塗装を行う方法と太陽光パネルを取り外して塗装を行う2つの方法があり、それぞれにメリットとデメリットがあります。もし太陽光パネルが設置してある屋根の塗装を行う場合には保障についても十分に確認し、施工について検討しましょう。