外壁塗装は何年毎に行うべき?新築と2回目以降で変わる頻度について
2025/03/14
こんにちは!胎内市の外壁塗装業者「伊藤塗装」です。
外壁塗装は住宅や建物の美観を維持するだけでなく、雨風や紫外線から建物を守る大切な住宅のメンテナンスです。しかし、どのタイミングで塗り替えを検討するべきか、また何年毎にやるべきなのか分からないという方も多いのではないでしょうか?そこで今回は「外壁塗装は何年毎に必要なのか?」を主として、環境による劣化速度の違いや外壁塗装を検討したい症状、また外壁塗装を放置した場合のリスクについてお話させて頂きますので参考にしていただければと思います。
目次
外壁塗装は何年毎?
・新築の場合は10年が目安
新築住宅の場合、一般的に最初の外壁塗装は築10年が目安です。これは新築時に施工される塗料の耐久性が基本的に約10年であることが多いためです。ただ、地域の気候条件や外壁材の種類によってはもう少し早い段階で劣化が始まったり、逆にもう少し長く綺麗な状態が続く場合もあります。定期的に点検を行い、必要に応じて早めに切り替えを検討しましょう。
・2回目以降は前回使用した塗料による
2回目以降の外壁塗装の時期は前回使用した塗料の種類によっても異なります。例えばシリコン塗料であれば10年~15年、フッ素塗料であれば15年~20年程度が耐用年数としての目安です。
環境によって劣化の速度も違う
外壁の塗膜は建物が置かれている環境によっても劣化の速度が変わります。例えば海沿いの地域では塩分を含んだ潮風が外壁に付着し塗膜の劣化や金属部分の錆を引き起こしやすくなるため、一般的な地域よりも短いスパンでの塗り替えが必要となる可能性があります。また日当たりの良い場所は紫外線の影響で塗膜が劣化しやすくなります。特に直射日光が当たり続けるような場所は色あせやチョーキング現象が早く発生する傾向があります。
外壁塗装を検討したい症状
・チョーキング現象が発生している
外壁を手で触った時にチョークのような粉が付着する現象を「チョーキング」と呼びます。これは塗膜が劣化し防水機能が低下しているサインのため、塗り替えを検討したいタイミングです。
・塗膜が色あせしている
塗膜が古くなってくると色あせが目立つようになります。色あせた塗膜は見た目の美観を損なうだけでなく、防水性の低下にも繋がるため注意が必要です。
・ひび割れ(クラック)が起こっている
外壁にひび割れ(クラック)が発生すると、その隙間から雨水が侵入し、内部の建材を傷めてしまう可能性があります。特に構造に影響を及ぼす幅0.3mm以上の大きなクラックが見られる場合は早めの対処が必要です。
・シーリングに劣化症状がある
外壁の継ぎ目を埋めるシーリングがひび割れたり剥がれたりしている場合は塗装と同時の補修を検討しましょう。シーリングの劣化を放置すると雨水が侵入し、住宅の寿命を縮める原因になる可能性があります。
・カビや苔、汚れが目立つ
外壁にカビや苔、黒ずみといった汚れが発生している場合、塗膜の劣化が進行している可能性があります。適切な洗浄や塗装を行う事で外壁の防水性を回復しつつ美観を取り戻す事に繋がります。
外壁塗装を行わないリスクについて
・雨漏りのリスクが上がる
塗膜の劣化が進むと防水性が低下し、雨水が建物内部に侵入しやすくなります。
・住宅の寿命が縮む
塗装が劣化したまま放置すると、外壁だけでなく住宅全体の寿命も短くなります。適切なメンテナンスを行う事で住宅を長持ちさせる事に繋がります。
・高い補修費が必要となる可能性がある
塗膜の劣化を放置してしまうとやがて外壁材や下地にまでダメージが及び、大規模な修繕が必要となってしまう可能性があります。
・建物の美観を損ねる
外壁の色褪せや汚れ、ひび割れ等が目立つと美観を損ね、建物の印象が悪くなります。
まとめ
外壁塗装は何年毎に行うべきなのか?についてお話させて頂きました。外壁塗装は新築から10年が最初の目安で、その後は使用した塗料の種類や環境によって塗り替え時期が異なります。チョーキングやひび割れ、カビ・苔の発生などの劣化症状が一つの塗り替え目安となります。
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