外壁塗装の色で失敗しないためには？後悔する原因についても解説

こんにちは！胎内市の外壁塗装業者「伊藤塗装」です。

外壁塗装の色選びは家の印象を大きく左右する大切なポイントです。しかししっかり悩んで決めた色でも実際に塗って完成してしまうと「イメージと違う」「汚れが目立ちやすかった」等と後悔するケースも少なくありません。そこでこの記事では外壁の色を選ぶ際のよくある失敗や失敗の原因、また失敗しないためにしっておきたいポイントについてご紹介させて頂きますので、これから外壁塗装を検討する方はぜひ参考にしていただければと思います。

失敗①：イメージと違う仕上がりになってしまった

「思っていた色と違う！」というのは外壁塗装でよくある失敗のうちの一つです。カタログや色見本で見た時には理想の色だと思っていたのに、実際に塗装してみると「思ったよりも暗い」「思ったより鮮やかすぎる」と感じてしまう事があります。色の見え方はその面積の大きさや光の影響を受けるため、屋内で見る色と屋外で見る色では印象が異なるため注意が必要です。

失敗②：色の組み合わせが綺麗じゃなかった

外壁の色は屋根やサッシ、玄関ドアなどとのバランスが大切です。しかし外壁の色だけを考えて決めてしまうと完成後に「なんだかまとまりがない」「違和感がある」と感じて失敗したと感じてしまう事があります。特にツートンカラーやアクセントカラーを取り入れる場合には全体の調和を意識するようにしましょう。

失敗③：周囲から浮いてしまった

「個性的な色にしたい」と思って選んだ色が周囲の景観と合わずに浮いてしまい失敗したと感じてしまう事もあります。また地域によっては景観ガイドラインが定められている場合もあるため、事前に確認しておきましょう。

失敗④：汚れや色あせが目立つ色だった

「綺麗な色だと思ったのに、すぐに汚れが目立つようになった…」というのも、外壁塗装でよくある失敗です。特に白や黒、原色系の色は汚れや色あせが目立ちやすいです。

・小さな色見本で色を決めてしまった

色見本は手軽に色を確認できますが、小さな色見本で外壁の色を決めると実際に塗った時の印象を大きく異なる事があります。特に、外壁のように広い面積に塗ると、小さな色見本で見た時よりも色が明るく見えたり逆に暗く感じたりすることがあります。

・適当に色を選んだ

「おすすめされたから」「流行ってるらしいから」といった理由で色を決めると、完成後に失敗した…と後悔してしまう可能性があります。外壁の色は10年以上付き合うものですので、慎重に選びましょう。

・周囲の事を考えずに色を選んだ

住宅は周囲の建物や景観との調和も大切です。場合によっては悪目立ちしてしまい、近所の住人から苦情を言われてしまう可能性もあります。

・面積効果について理解する

「面積効果」とは、同じ色でも面積が広くなると明るく、または暗く見える現象の事です。例えば色見本で見た時には落ち着いたベージュでも、外壁に塗ると想像以上に明るく見える場合があります。

・カラーシミュレーションを活用する

最近ではカラーシミュレーションを活用して塗装後のイメージを確認できるようになっています。カラーシミュレーションを活用する事で仕上がりのイメージが掴みやすくなり、色選びで失敗に繋がりにくくなります。ただしモニターの色と実際の塗装の色が完全に一致する訳では無い点には注意が必要です。

・周囲との調和も考える

個性的な色を選びたい場合でも、周囲の住宅や街並みとのバランスを考慮することが大切です。個性を出したい場合にはアクセントカラーを使うのも一つの手です。

・ツヤの有無で雰囲気が変わる

塗料にはツヤあり・ツヤなし・3分ツヤ・5分ツヤなどの種類があります。ツヤの有無やその程度によっても大きく雰囲気が異なります。

・色あせや汚れが目立つ色を知る

一般的に白や黒は汚れが目立ちやすく、原色系の色は色あせしやすい傾向があります。一方でグレーやベージュなどの中間色は汚れが目立ちにくいです。

外壁塗装の色選びで失敗しないためには「面積効果」や「周囲との調和」を考慮しましょう。また、カラーシミュレーションを活用しつつ汚れの目立ちにくさやツヤによる雰囲気の変化などもチェックしつつ選ぶ事で満足度の高い外壁塗装に繋がります。外壁塗装は長く付き合うものだからこそ慎重に色を選び、理想の住まいを実現しましょう。